英字紙JAPN UPDATEに
    よへなあじさい園紹介記事

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英字新聞週刊JAPAN UPDATEさんが、5月28日から6月3日号の1面トップと4面に我がよへなあじさい園を写真入で大きく紹介してくださいました。編集責任者の金城さんがご来園の上、丁寧に取材をしていただき、詳しく記事にしてくださいました。因みにこの新聞は、日本に駐留する全ての米軍施設に無料で配布されると同時に、ローソンなどのコンビニでは販売されているとのことです。お陰さまで外人の方の来園者も増えました。金城さんを初め関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。なお、ご了解を得て記事全文をこのHPに転載させていただきます。なお、翻訳は姉、仲村洋子の友人「伊禮洋子さん」 にお願いをいたしました。ありがとうございました。

 「花とともに生きる長生きの秘訣」

 注 : クリックで拡大します

 
 (翻訳全文)
よへなウトさんは花園造りが好きです。タンカン園とあじさい園については殆どすべてを知り尽くしています。ノナジェリアン(90代の人)のウトさんはその実りある人生を花と子供達を育てながら沖縄の北部で過ごして来ました。この春、ウトさんは空を見上げて「どうしてか、今年は空が泣かないですね、空はのどが乾いているみたい」と、あじさいが咲く時期、一週間前の少雨を心配そうに語りました。それでも、彼女は天候があじさいにとって良い方へ向かうと確信し、開花が「少し遅れ気味」とは言いつつも50%−60%開花のあじさい園が来週までには満開になることを予測しています。

 

ウトさんはタンカン作りから切り替え、あじさいを育てて今ではもう三十年余りになります。「私の園は、実は三十年程前まではタンカン畑でした」と言い「でも花が好きなのでタンカンの木々の通りに沿ってあじさいを植えたのです」と、語りました。この紫色の花に対する思いが花開き、観光客が「私の小さな花園とタンカン園を訪れるようになったのです」それで彼女はすっかりあじさいのとりこになりました。「観光客がどんどん増え続けたのでわたしはあじさい園だけをすることにしたのです」

 

92歳のおばあさんは本部町の伊豆味にある住まいで今では9,900平方メートルの花園一杯に9,000以上ものあじさいを育てています。七十八種のあじさいの中、ウトさんの園には三十六種程あり、殆どが1〜3メートルの高さです。彼女は「私の園が日本アジサイ協会に入会していること」、更に、「この園が昨年、日本西地区のあじさい園のランキングで六位になったこと」を誇りに思っています。

 

ウトさんのあじさいは土壌の酸性度の比率によって色が変わります。ウトさんは殆どが良く育っていると言います。「今年は沢山の色合いのものが咲いています。ピンク、白、そして青」と、例を挙げています。「全部で三十色以上にも及ぶあじさいが、今、園で咲き誇っています」手入れには多くの手間が掛かると認める一方、観光客が訪れてくれることは大歓迎です。それが彼女の励みとなり、園を誇りに思う気持ちから今では年々園を拡張しています。

 

あじさい園は殆ど毎日開園し、入場料は大人300円、6〜18歳(小中高生)の子供は100円です。「ここ九年間、入園者に入場料をお願いしなければならなくなったのです」そしてウトさんは「園の運営に多くの維持管理費を要するのです」と説明しています。駐車場は近くにあります。

 

あじさい園を訪れるには58号線を名護市内の中央から北へ進み、84号線で左折し、本部や海洋博方面へ行きます。右手にJomoの給油所、左手に交番が見える地点まで来ると、そこですぐ左に入り、そこから200メートル先の左手にあじさい園があります。

 

("Fantastic Okinawa: Life-long love affair with flowers," JAPAN UPDATE, May 28,2009-Jun.03, 2009 issue, pp. 1, 4の翻訳)